第3章 男と女[グレル]
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それにしたって、
男の人って
言い過ぎじゃない?
アタシだって
立派なレディだっていうのに!!
まぁいいワ。
今夜もに会えるなら…
真夜中
「あっ、はぁ…///
ソコ…んんっ…いいわぁ…////」
『っ、
お前、
マジ、いい体…してんな…っ』
「フフ…
その辺の女と
一緒にしないでよね…あんっ///」
寝室では
喘ぎ声とベッドのきしむ音が
響きわたる。
「んっ、イっちゃ…ぁぁぁ/////」
『くっ…//』
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「はぁ…はぁ…
アンタ、に
惚れてるのね。
昼間話を聞いたワ。」
『ちっ、
うるせーよ。』
ベッドに寝転んで
素っ気ない態度になる。
「ごまかさないで。
毎晩こうやって
アタシや使用人を抱くのも
と本当はこうしたくて
堪らないからでしょ。」
の背中に
そう言うけど、
『…zZZ』
逃げられた。
そういえば、
はの存在に
気づいていないのね。
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8日目
仕事もようやく
様になってきたグレル。
今日は
二人でショッピングに
街に出掛けていた。
二人でいるときは
お嬢様と執事という
枠組みを越えて
友達のように
接していた。
「こんなに持てないワヨ!!
アンタちょっとは
持ちなさいよ!!」
『えぇ…
じゃあ、これとこれ
持つから
これ、持って!!』
「ゴルァァ!!
アンタの軽すぎじゃない!!!
重いものばっか持たせやがってぇぇ!!!」