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[R18] 黒執事 (裏短編)

第3章 男と女[グレル]





『いいよ!!









それより、
男の人について
色々教えて!!』








「も、申し訳ございません、
お嬢様。









私は…その、









執事長にお嬢様に
男性について聞かれても








お答えしないよう
言われておりますので……」








泣きそうになるグレルに
これ以上聞くのも可哀想だったので、









もう少し仲良くなってから
そうすることにした。








**









冗談じゃないワヨ









なんで、アタシが
こんな小娘の執事しなきゃ
なんないのよ。








私はもっと
ギラギラした方がよかった
って言うのに…!!









まぁいいワ
この娘の命もあと10日。








さっさと
仕事、すませちゃいましょ。








「お嬢様…









おやすみなさいませ。」









『おやすみ、グレル…』









夜になって
ベッドに入るは
おやすみと言ってから








てを繋いでいてほしいと
頼んできた。








なんで、小娘と
手なんか繋がにゃならないのよ!!








と心で文句を言いながら
繋いであげた。








『すぅ……zZZ』









寝息をたてて眠る彼女は
私の理想に近い
可愛らしい顔立ちをしていた。








スッと頬を撫でると…









さっきまで寝ていたが
バッと起き上がった。








「お、おおお嬢様!??」









びっくりしたアタシは









座っていた椅子から
起き上がったを見上げる。









『あぁ??









気安く俺のに
触るんじゃねぇ。』









そこにいたのは
まったくの別人だった。








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