第2章 王子サマ[ソーマ]
『ソ、ソーマ様……』
再び
抱き締められる。
私も
必死に抱き締め返す。
幼い頃から
私の兄でしかなかったソーマ様は
立派に成長し、
たくましくなられていた。
「お前のこと、
好きだ…。///」
そして、
ソーマ様は
私に想いを伝えてくれた。
『私もです…。///』
私も今までひた隠してきた感情を
全てぶちまけた。
『あ、あの…ソーマ様……
何か当たって…』
二人で抱き締めあって
見つめあって
キスをしていると、
ソーマ様の股間のあたりが
固くなっていた。
「っ…//////
ごめん。
なんか、
さっきのこととか思い出したり
お前のこと、見つめてると
なんか…その…////」
『////』
**
『ソーマ様…』
屋敷に戻って
ソーマ様の寝室のベッドに
押し倒される。
「様…つけんな。
ソーマでいい…//」
ソーマ様はそう言って
何度も何度も
私にキスを落とす。
『んっ…ん、
はぁっ…んぅ…////』
「ん、…っ……//」
クチュクチュと舌の絡み合う
音が部屋に響く。
『はぁっ…はぁ…//』
私は幸せでまた
泣きそうになった。
ソーマ様に
今まで見たことのない
優しい笑顔を向けられる。
嬉しい。幸せ。
こんな気持ちは
初めてだ。
「…」
先程脱がされたばかりの
洋服を再び脱がされる。
ソーマ様は
覆い被さるように
抱き締めてくれる。
「あいつらに
触られたとこ、
全部綺麗にしてやるからな。」