第2章 王子サマ[ソーマ]
『へっ…??///』
急にオスを感じさせる
眼差しで
ギラギラと
見つめるソーマ様。
それから、
私の身体中に
キスを落としていくのだった。
「ん………っ…ん……」
額、頬、唇、首筋、鎖骨と
どんどん下りてくるキス。
胸を通りすぎて
お腹、へそ、太もも、つま先
と、本当に全身に。
『っ…くすぐった…ぃです…//』
私は真っ赤になる顔を
隠しながら
ソーマ様に訴える。
けど、ソーマ様は
「ん?
なんだ、気持ちいいのか?
顔…真っ赤だぞ…」
と言って下から
見上げてくる。
その目にドキッとする私。
『きっ、気持ちよくなんか……////
きゃっ、!?』
ないです。と言おうとすると
うつ伏せにされた。
私は振り向いて
ソーマ様を見上げる。
『…??///』
「…///
可愛すぎだろ…//
んっ……」
すると、
ソーマ様が私の腰辺りにキスを落とし、
背中を一気に
舐めあげた。
『ふぁっ!?////』
ビクンと揺れる身体。
先程のキスで私の体は
凄く敏感になっていた。
『ゃ…///…うそ…//』
「凄い反応だな…//
っん……チュ…//」
背中を綺麗に舐めるソーマ様。
あり得ないほど感じる私。
『ぁっ…っん……ゃぁ…////』
ついには、
つんと、指で背中を
なぞられただけで
『やんっ…!!////』
声が出るほどだった。
「…感じてる…
俺は、嬉しいぞ…///」