第11章 戦場 [バルド]
ニタリと笑った男の背後に
2人の男が立ち、
私の服をナイフで破いていく
バルドは体の弱い私を抱こうとはしない。
体の調子がいいときだけだ。
なのに、
バルドにもほとんど触られたことのない体を
こんな男たちに
好きにされるのだろうか…
バルド…
はやく、はやくきてっ!!!!
心で泣き叫ぶ私。
そんなことなど
知りもしない男たちは
裂けた服を
ビリッと破いて
私を下着姿にして
汚い手で
スルスルと触ってくる。
「やっぱ、やわらかいわ。」
「こんなにされても
抵抗しないんだ?」
「怖くて抵抗できないんじゃない?」
なんて、勝手なことを
言っている。
一人が私の脚を撫でながらソコを指で擦る。
もう一人は胸を弄んで
最後の一人は
立ち上がって私の口に汚いソレを突っ込む。
『ふ…ッ……む……ぃっ…』
イヤだと声が出そうになるのを
必死で押さえる。
抵抗したら
多分もっと乱暴にされる。
ソレはダメだよ。
私のアソコを弄っていた男が
急に立ち上がり
モノをとりだす。
「あぁ、もう無理。」
とかいって、私のソコにあてがう、
いや、ココはバルドにしか許したことのない
場所なんだから。
我慢できなくなって
抵抗しようとしたそのとき、
ドォォン!!!!
倉庫のかたく閉ざされた
扉が
凄い勢いで吹っ飛ぶ。
見ると、バズーカをかかえた
バルドが立っていた。
『よか…った…ッ…///』
男達は急いで
ズボンをはいて
戦闘体勢にはいる。
男の一人が
私の首元にナイフをちらつかせ、
他の二人が、バルドに銃口を向ける。