第10章 勝てない[アグニ]
痛いよぉ…
苦しい…
助けて…
ソーマ様…
ごめんなさい…
許して…
働かないから
罰があたったんだよね…
ごめんなさい…
ギシギシと軋むベッドの音を聞きながら
頭の中で
いろんなことを考える。
そして、早くこの行為が
終わることを願う。
目を閉じて
揺れる体に
身を任せて。
拳をギュッと握って
耐えていると
アグニさんの動きが早くなっていた。
パンパンと肉の当たる音がする。
『んっ、んっ、ふ…っ…ん』
「ぁっ…う…ふ…//」
首筋や、胸元に
激しくキスを落としながら
アグニさんは
欲を中に吐き出した。
ビュルルルッと
さっきほどの威力はないが
それでも
十分な熱をもっていた。
『ふーっ…ふーっ…//』
疲れて私も
肩で息をする。
ナカが熱くてグチョグチョで
気持ち悪い…
もう、帰ってくれるとホッとしていると
再び足を開かされ、
グッと間に入ってきたかと思うと、
片方の足を持ち上げて、
まだ、アグニさんの液でグチョグチョのそこに
ズンッと挿れられた。
『ンンッ!?!?!?』
もはや終わりが見えなくなっていた。
**
そして今に至る。
もう何度も体位を変えてやっている。
私は、もう
アグニさんに
感じ始めていた。
「んぅ!!…ハァ…んっ……//」
『んぅぅっ!!///
んっ、ん…///』
けど、アグニさんは
私のことを全然見てくれない。
また胸が苦しくなった。
**
次の日
腰いた…