第5章 お仕事
中に入ると思ったより広かった
生活用品、雑貨、服、アンティーク調の小物まで、ここで買い物をすれば一通り物が手にはいりそうだ
「……適当に選べ」
「えっと……お金は?」
「気にしなくて良い、早くしろ」
申し訳無いなと思いつつ、無一文の私には何も出来ないので、有り難くリヴァイの行為に甘えることにした
ーーーよし、これでいいかな
一通りお店を見て回り、最低限必要な物を買い揃えた
暫くはこれで持ちそうだ
「リヴァイさん、終わりました」
無言で見て回っているリヴァイに言うと、彼はそのまま会計まで向かう
「……行くぞ」
会計を済ませ、私に一言そう言うと、リヴァイは店を後にする
私もリヴァイの背を追いかけて、店を後にした