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短編集 ~とにかく好きなもの詰め込みました~

第11章  初キス記念日 《ハイキュー 日向》



日向君は、部活が終わってから 必ず私と一緒に帰ってくれている。


私は帰宅部だから日向君が教室まで迎えに来てくれるんだ。


今日も、私はいつもの様に一人で教室で待っているのだが…

日向君が遅い!!


どうしよう、もしかして本当に私の事好きじゃなかったのかな!?

だからキスもしてくれないのかな!?


そうやって、一人で考えていた。


…私が体育館に迎えに行ってみようかな…。


でも、図々しいって思われたらどうしよう!

いや、いつも日向君に迎えに来てもらっても悪いよね。


と、言う訳で体育館に行ってみることにした。


うわぁ、そういえば日向君が部活やってるところ

初めてかも…


き、緊張する!!


そう思って体育館のドアを開ける事をためらっていると

いきなりドアが開いた。


そこには坊主で何だか怖そうな人が立っていた。


身長も高いし、先輩かな。


しばらくじーっと見ていると、その先輩は顔を赤くして


「な、何か用ですか!?」


と大きな声を出した。


か、顔赤いし 怒ってる!?

どうしよう!!


そう思っていると、また横から誰かが顔を出した。

今度は灰色の髪をした、優しそうな人だった。


わ、また知らない人だ!!


ああ、もう、日向君はどこにいるんですかー!?



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