第14章 キューピッドの恋 《イナイレ 風丸》
春奈「...けど、そんなに顔が真っ赤だと もしかして豪炎寺さんが
本命だったり?」
...え?
星楽「い、いや 違っ...!」
春奈「ほら早く早く!告白しちゃってください!」
と、春奈ちゃんは私の話も聞かずに豪炎寺先輩と私を
部室あたりまで誘導した。
そしてすぐにグラウンドへと戻ってしまった。
......気まずい。
私、本当に告白する気はないんだけどな...。
二人とも黙っている中
豪炎寺「告白、じゃないんだろ?」
と、沈黙をやぶったのは豪炎寺さんだった。
星楽「え!あ、その通りです。なんでわかったんですか?」
豪炎寺「顔を見てわかった。俺じゃなくて、風丸が好きなんだろ?」
!!??
私が風丸さんを好き!? いや、そんなわけ..ないとも言いきれない。
私って...風丸さんが好きだったの!?!?
混乱していると
豪炎寺「時々 風丸と一緒にいるところを見かけていたんだ。てっきり俺は
もう付き合っているのかと思っていたが、今日の反応からして
まだのようだな。」
と言われた。
な、何をおっしゃっているんだ豪炎寺先輩は!!
そもそも私が風丸さんを好きだったとしても、両思いなんてありえない!