第10章 一緒に帰ろう 《黒バス 氷室》
星楽「あ~あ、何やってんだろ 私…」
あの場からとにかく逃げたくて、無我夢中で走っていたら
知らぬ間にどこかの公園に来ていた。
…ここ、どこだろう。
そう思いながらもブランコに座り ぼーっとしていた。
家 帰ったら氷室がいるもんな…。帰りヅライ…
あ、でも今日は確か遅くなるって言ってたっけ…
って、何で氷室の事なんて考えてッ…
星楽「ありえないからっ、大体 冗談だろーと思ってたし、
何よりあんな女たらし!!」
氷室『俺、本気で星楽が好きだから。』
…あんなに本気っぽい表情だったのに。
星楽「……氷室の馬鹿ッ!!…遊びなら他の女にしなさいよ!!
っ…私は本気で…」
いつの間にか涙まで出てきていた。
星楽「…何が本気よ…嘘ばっかり…。」
「こんなトコロで何してるの?」
______え、この声…
星楽「氷室!!」
そう言って振り向くと、そこには氷室がいた_______