第10章 一緒に帰ろう 《黒バス 氷室》
カフェから出た後、
星楽「だから、私が出す!!って言ったじゃん!!」
氷室「だから、俺が出さないと男として格好が付かないから。」
と、言うふうにケンカが始まっていた。
星楽「でも、これじゃお礼にならないし!!」
氷室「じゃあ、星楽が他のお礼してくれれば良いだけでしょ。」
いや、まあそうか…
星楽「え、っと…何すればいい?」
そう言った瞬間______
______氷室は私にキスをした。
氷室「これが、お礼って事でいい?」
そう言った氷室に、私は頷くしか出来なかった。
顔が熱を持っているのがわかる。
っていうか、何でこんなこと!!
そう思っていると、私の方を見て
氷室「あのさ、星楽は言葉にしなきゃわからないと思うから言うけど…
俺、本気で星楽が好きだから。」
と、真剣な顔をして言った。
そして
氷室「じゃあ、俺は次の講義があるから。」
と言ってスタスタと行ってしまった。
……あ、頭がパンクしそう。