第10章 一緒に帰ろう 《黒バス 氷室》
と、言うワケで私達はキャンパス内のカフェに来た。
しかし、困った事がある______
氷室「じゃあ、Blackcoffeeにストロベリーパフェで。」
星楽「なんでブラックコーヒーの発音良いのに、ストロベリーパフェは
普通に言ったんだよ!!」
そう言うと氷室はまたクスクスと笑っていた。
店員さんにも笑われたし…
ってゆーか、氷室の言ったストロベリーパフェって このカフェ1番の
人気メニューじゃん!!
私も食べたい!!……けど、金がねぇ!!
ストロベリーパフェって700円もするし、コーヒーも200円。
合わせて900円…
私の財布の中は………1200、円____
バイトの給料日って、あと2日後だったー!!
どうしよう、でも氷室にはお礼しないとだし…私は1番安い
オレンジジュースにしとこう…
心の中で葛藤した私は、120円のオレンジジュースにした。
星楽「私はオレンジジュースで。」
店員「かしこまりました。」
すると氷室は、私に
氷室「あれ?スイーツも何も頼まないんだね。
星楽、甘い物 好きでしょ。」
やばい、氷室に悟られたらお礼の意味がなくなるな。
気使われるかもしれないし、
星楽「き、今日は友達と昼に食べたんだよねー」
はい、嘘です。大嘘です。
本当はストロベリーパフェが食べたくて仕方ありませんー!!
なんて、言ったらダメだろうけど。