• テキストサイズ

短編集 ~とにかく好きなもの詰め込みました~

第10章  一緒に帰ろう 《黒バス 氷室》



氷室は、とにかくモテる。


まあ、理由もわからなくはない。


顔も良いし、紳士だし、女子に優しいし、スポーツも勉強も

何でもできる。


そんな中、私は…

顔も普通で、勉強もそこそこ、スポーツはまぁまぁできるけど

男勝りっていうかガサツで、モテるなんて程遠い…


その性格のせいか、男友達も結構いるけど

恋愛とはまた別だ。


何か、考えれば考える程正反対だな…氷室とは。


そんな私達が一緒に住んでるとか、本当に不思議だよね…


あ、ちなみに私達が一緒に住んでいると言うのは

誰にも言っていない。


言ってもパニックになるだろうからね。


しかし、氷室は秘密だと言うことがわかっているのだろうか?


そう思っているのもつかの間___


講義の前、いきなり氷室が隣に座ってきて


氷室「ねぇ、今日ちょっとサークルで遅くなるんだけどさ

ご飯どうすればいいかな?」


と、言ってきた。


私の横に居た友達も、


友達「え?星楽と氷室君ってどんな関係なの!?」


とか言って、驚いていた。


…クソッ、コイツ!!


星楽「氷室君とは今日、他の友達とも一緒にご飯食べに行くだけだよ。

ね?氷室君!」


と、私は苦し紛れの嘘を着いた。


友達も納得したみたいで、なぁんだ と言っていた。


氷室はその光景を見て、クスクスと笑っていた。


っ!!絶対面白がってるでしょ!



/ 136ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp