第9章 猫かぶり時々ツンデレ 《イナGO 狩屋》
すると、その時
狩屋「そこでなにやってんの?盗み聞きなんて趣味悪いねー、
美月さん」
星楽「狩屋くん?…なんだ、気がついていたのか。わざとじゃないよ。
私がココに居たら、狩屋くん達が入ってきたんじゃないか。」
さすがだな、狩屋くん。まさか気付かれるなんて………
私は動揺していることを隠しながら話した。
狩屋「ああ、そう…じゃあ、最初から聞いてたってワケ?」」
星楽「まあね?…で、あの娘と付き合うの?」
ああ!!なんでこんな事、聞いたんだろ!?
1番心配している事なのに!!
狩屋「…別に。俺の好みじゃないし、俺、気になってる奴居るし…」
え?狩屋くん、好きな子いるんだ…
まあ、そりゃあ居るよね。
思いもよらない答えに、私はショックを受けていたが
それを表に出さない様に私は…
星楽「へぇー、そうなんだ!付き合えると良いね。
その結果をぜひ、聞かせて欲しいな。」
と言い、急いで屋上を出た。
その時の狩屋くんの顔なんて見ずに____