第9章 猫かぶり時々ツンデレ 《イナGO 狩屋》
星楽「しかし、好かれるといっても何をすればいいのやら…」
屋上に着いた私は、給水タンクの裏に座り
考えてみた。
今まで、人に好かれるように努力した事なんてなかったからな…。
狩屋くんの好きなタイプって、どんな娘なんだろう。
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…おっと、いつの間にか寝てた…。
今何時くらいなんだ?
そう思うと、下から声が聞こえてきた。
そっと上から覗くと…なんと松風くん達だった。狩屋くんもいる!
天馬「ねぇ、狩屋ってさー好きな人居ないの?タイプとかさ~」
おお!!良いこと聞いてくれるな、松風くん!
狩屋「好きな人はいないかな~、でも、好きになった娘がタイプだよ。」
信介「良いこと言うね、狩屋!!」
…今、猫被ってるだろ。あ~、本当のタイプを聞き出すのは無理か~。