第9章 猫かぶり時々ツンデレ 《イナGO 狩屋》
翌日、またまた狩屋くんに話しかける。
星楽「おはよ~狩屋くん。」
すると、少しげっと言う顔をして、笑顔になり
狩屋「おはよう、美月さん。」
と、返してくれた。
星楽「…狩屋くんさ、私の事 苦手なんじゃない?」
すると、図星をつかれた様に顔を歪めて
狩屋「…なんでそんな事聞くの?僕、何かしたかなぁ?」
なんて言ってるけど、表情に出てるよ…。
星楽「ううん、聞いてみただけだよ。あと、私さこれから授業
サボって来るから 、先生に保健室だって言っといてくれないかな?」
狩屋「そっか、分かったよ。」
そう言って狩屋くんは笑って、送り出してくれた。
そして、屋上に向かう。
……やっぱり、私の事は嫌いなんだなぁ。
まぁ、そうだよね。…でもショックだな………
…ちょっとこれからは、好かれる様に努力しよ。
そう心の中で決めた。