第8章 幸せな時を君と…《HUNTER×HUNTER フェイタン》
ああ…なんだか体に力が入らない…。
このまま私、死んじゃうのかな____?
嫌だ、まだ私は_____
すると、目の前には真っ白な世界が広がっていた。
あ、やばいな。これ、完全に現実じゃないよね。
もう、仕方ないのかな。
しょうがない、しょうがない、ショウガナイ_____
ああ、私がいなくなったら…皆は悲しんでくれるのかな?
私がいなくても、何も変わらずにやっていけるのかな?
大丈夫だよね。たとえ蜘蛛の足が一本無くなったぐらいで
何ともないよね。
そうだよ。私がいてもいなくても変わらないんだから。
そして、私が眠りに着こうとしたその時___
「星楽!!いい加減、目を覚ませ!!」
と、なぜか安心する声が聞こえた。