第7章 君が好きだと叫びたい 《ハイキュー 赤葦》
そして翌日、
赤葦君は今日、先輩に告白するらしい。
星楽「……で、なーんで私は今日も相談を受けているのかなぁ?」
赤葦「……すまん。」
私は昼休み中、教室でいつものように相談されていた。
星楽「赤葦クン今日、告白するんでしょ?
私もう、アドバイスする事とかないよ!?」
赤葦「そう、なんだけど…もう、癖になってるんだよ。
美月に相談すること。」
な……確かに私もそうなんだけど!
でも、今日でこの相談も終わりなんだよね…。
星楽「ん……まあ、緊張すると思うけど
頑張ってよ。こんなに私がアドバイスしたんだからね。」
そう言って、少し強がってみた。
こんな事を言えるほど、私は良い人じゃないのに…
赤葦「そうだね。もし、俺が告白に失敗したら
美月の顔に傷がつくね。」
星楽「いや、そこまで言ってないから。」
そう言って2人で笑った。
…こんなに赤葦君に好きになってもらえる先輩は、
幸せなんだろうな……
ああ、赤葦君が告白を成功しちゃったら
本当に私は心から喜べるんだろうか?