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短編集 ~とにかく好きなもの詰め込みました~

第7章  君が好きだと叫びたい 《ハイキュー 赤葦》



赤葦君は、まだまだ告白する勇気が無いようだ。


本当は、このまま告白なんてしなければいいのに…


って、考えている自分が大嫌いだ。


なんで赤葦君は先輩の事が好きなんだろう。


なんで私を好きになってくれなかったんだろう……。


私は、こんなに赤葦君が好きなのに…。


…こんなこと考えても意味無いのにね。赤葦君はこんなに悩むほど

先輩の事が好きなんだもんね。


だから私は、

星楽「赤葦君、そんなに悩んでいても意味無いと思うよ。

もうズバッと告白しちゃえばいいじゃん!」

と、アドバイスをした。


赤葦「…そう言うものなのかな。でも、いざとなると、

どうしていいかわからないな…。」


この時間が、このままずっと続けばいいのに。

…なんて思っても無駄なのにね。


さて、そろそろこの相談の時間を終わりにしなきゃね。


星楽「赤葦君!この前も言ったじゃん。

自分の気持ちを素直に伝えればいいって!

…大丈夫だよ、赤葦君なら。そんなに先輩の事を想っているんだから。」


そう言って赤葦君の背中を押す。

赤葦君が、幸せそうなところを見れば、赤葦君を諦められるんじゃないか

って思ったから。


赤葦「そうか…ありがとう美月。俺、明日にでも伝えてみようと思う。」

星楽「うん、頑張ってね!いい報告待ってるよ。

あ、一番に私に教えてよね!」

赤葦「そうだな。美月には一番、世話になったからな。」


明日…明日になれば、私は諦められる。



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