第1章 大好きでした 《黒バス 青峰》
3月___卒業まであと2日…
もう少しで、大輝にもさつきにも会えなくなる。
やっぱり寂しいな…。
2人とも、私と離れることがわかっているからなのか、いつも以上に一緒にいた。
そんなときに…
桃井「星楽、どこの高校行くの?」
星楽「…………エェ!?」
さつきが急に聞いてきた。
ビックリしたー。あの日からずっとこの話はでてなかったから…。
星楽「急にどうしたの!?」
桃井「だって、だってぇ~!やっぱり毎日会えなくなるなんて嫌だよ!」
さつきは目に涙を溜めていた。
桃井「高校が違うって聞いた時、星楽が決めたからしょうがないって
思ってたの。でも、ずっと一緒にいたのに、いなくなるって考えたら…
だから私!毎日会いに行く!」
さつき…そんなに私と…って、ん"!?毎日!?
それはダメだろ。桐皇から誠凛までって
さつきには、高校名教えない方がいいな。
青峰「なら、俺も行く。」
星楽「はぁ!?」
大輝まで何言ってんだ。
青峰「それに、さつきだけ毎日来られても迷惑だろ?」
さつき「なっ、大ちゃんひどい!?」
星楽「ちょっと2人ともそんなこと言うなら教えないし!?」
ま、最初から教えないつもりだったし。
2人だけでも十分楽しそうだからね。
私は、この2人と過ごすのはあと2日…
大輝を諦めるのも、あと2日_____……………