第6章 悪戯好きの君 《黒バス 黄瀬》
そして、俺達はドリンクを全部洗った。
確かに、手が真っ赤になった。
黄瀬「うわー、星楽っち毎日こんなことしてるんスか?
すごいっスね。1人でなんて、大変でしょ?」
俺は自分の手を見ながら言った。すると、星楽っちは
星楽「まぁね。でも、2年のマネージャーって少ないし、先輩にも
迷惑かけたくないし、私がやるしかないでしょ?」
そう言ってニッと笑った。
…やっぱり星楽っちはすげぇッス。
黄瀬「そうっスか。でも、本当に辛くなったときは頼ってくださいッス!
俺、いつでも手伝うッスからね!」
星楽「うん。期待しとくよ。」
惚れさせるより、何より、やっぱり星楽っちの役に立ちたい。
黄瀬「あ、そうだ。もう結構暗いし、送って行くッスよ!」
星楽「え?えーと…じゃ、お言葉に甘えて。」
と、言うわけで、俺達は一緒に帰る事になった。
星楽っちと家の方向は違ったけど、俺はそんなのどうでも良くて、
とにかく嬉しかった。
誰かに見られているなんて知らずに____………