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短編集 ~とにかく好きなもの詰め込みました~

第6章  悪戯好きの君 《黒バス 黄瀬》



とは、言ったものの

一ヶ月以内って結構短いッスよね??



俺は練習中、星楽っちの言っていた事について考えていた。



なんで一ヶ月なんて条件出したんスか、星楽っち……


なんて、こんなこと考えても意味無いッスよね!

星楽っちを早く惚れさせてやるっスよ!!


そう思い、俺は星楽にカッコイイ姿を見せるためにも

真剣に練習に取り組んだ。




______
_________



虹村「よしっ、そろそろ練習、切り上げるぞ!!」


全員「ウィッス!!」



今日もキッツイ練習が終わった。


あ、星楽っちがドリンク運んでる!

ここは手伝ってアピールするっス!!



黄瀬「星楽っちー!重そうッスね!運ぶの手伝うッスよ!」

星楽「ん、ああ、サンキュ。」


よしっ、これで男らしさをアピールできたッス!!


そして俺達は水道まで運んできた。


星楽「あ、これ洗うからここまででいいよ。」

黄瀬「俺、洗うのも手伝うッスよ!」


だって星楽っちと二人っきりになれるし!!


星楽「いや、いいよ。結構手とか荒れるし、

モデルが手、荒れたらダメじゃん?」


星楽っちが心配してくれてる!ああ、もうそんなとこも

大好きッスよ!!


黄瀬「ちょっとぐらい大丈夫ッスよ!それに、結構時間かかるんじゃ

ないっすか?暗い中、女の子一人は危ないッスから。」


星楽「…じゃあ、頼もうかな。ありがとう、黄瀬。」


星楽っちは綺麗な笑顔で言った。


黄瀬「どういたしましてッス!」


星楽っちのその笑顔が見れるなら、喜んでやるっス!!


……あれ?俺が星楽っちを惚れさせるハズなのに

俺の方がどんどん星楽っちに惚れていってる気が……




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