第5章 幼なじみって 《Free! 橘 真琴》
真琴のクラスの教室まで、あと少し___…
ガラッ
星楽「真琴!!」
真琴「!?星楽!?なんでそんなに息、切れて…」
真琴に何か言われているけど、ひとつも耳に入ってこなかった。
私は、やっと真琴と会えたからか、ホッとして
そのまま真琴に倒れこんだ。
抱き着いた、とも言える。
真琴「!?!?本当にどうしたの!?」
星楽「私っ、真琴に、伝えたい事があって…」
真琴「何?そんなに息が切れるくらい、走って来たんでしょ?」
そうだ。私は、深く深呼吸をして
星楽「あのね、私____
真琴の事…好き、なの___」
と、言い真琴の目を見ていった。
やっと__………
伝えられた。