第4章 前の席 《イナGO 霧野》
裏庭にて、私達は楽しく会話しながらお弁当を食べていた。
星楽「ってゆーか大変だよね。サッカー部のマネージャーって。
サッカー部の人達ってモテる人多いし、何か言われたりしないの?」
茜「うん。前は少しあったんだけど、霧野君とかしん様が
マネージャーに何かしたら許さないって言ってからは全然ないよ。」
葵「そうだったんですか!?全然知らなかったです。」
へえー霧野君も神童君もすごいなぁ…。
仲間思いなんだね。
葵「星楽さんは霧野先輩とか、カッコイイって思わないんですか?」
なんか、葵ちゃんはウキウキしながら聞いてきた。
恋バナ好きなのかな?
星楽「うーん…私はあんまり。いい人だとは思うけどね?」
茜「そうなんだ。残念…。」
星楽「えっ?なにが?」
茜「う、ううん。こっちの話。」
何なんだろ?葵ちゃんまでがっくりしてるし。
私、なんかしたっけ?
まあ、いっか。