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短編集 ~とにかく好きなもの詰め込みました~

第12章  猫系カレシ 《Free! 七瀬 遥》



昼休みの残り時間、私はずっと膝枕をしていた。


そして、もうすぐ昼休みが終わる時間帯になった。


あ、遥君 起こさなきゃ。


星楽「遥君、起きて。もうすぐ昼休み終わっちゃう。」


そう言いながら遥君の肩を、ゆさゆさと揺らす。

すると、遥君は眠そうに目を覚まし 寝返りを打った。


うわ、くすぐったい。


そして、遥君は起き上がり


遥「…ん、星楽 ありがとう。」


と言ってくれた。


星楽「ううん、どういたしまして。」


と、私もそう言って笑った。

そして、立ち上がろうとした瞬間…


じーんとした痛みが足にくる。


あ、足が…すごい痺れてる!!

これは、立てない


と、私は思い しばらく固まっていたので


遥「どうしたの?星楽。」


と聞かれた。


星楽「え、あはは…足が痺れてて…ちょっと今は立てないかな?」


と、少し笑って答えると。


遥「ゴメン、俺のせいで。立てる?」


と、私に手をさしのべてくれた。


わ、こうして考えると 遥君と手繋ぐのって初めてじゃ…


そう思い ドキドキしながら、遥君の手に 私の手を重ねた。



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