第12章 猫系カレシ 《Free! 七瀬 遥》
そして、私達は裏庭まで来た。
遥君は上機嫌だ。
本当に何があったのかわかんないけど、機嫌が治ってよかった。
そして、お弁当を食べる。
遥君はあまりしゃべらないけど、私の話はちゃんと聞いてくれてるし
相づちも打ってくれる。
私にとっては結構幸せな時間。
遥君も、同じ事 思ってくれると嬉しいな…なんてね。
そして、私達はお弁当を食べ終わった。
すると
遥「星楽…膝枕、して?」
と、言われた。
星楽「え、ええ!?」
遥「ダメ?」
星楽「ダメってわけじゃ無いんだけど…何て言うか?」
だって、遥君 いきなり過ぎでしょ!
急に膝枕なんて!!心の準備っていうか…私 人に初めて膝枕なんて
するんだけど!!
遥「じゃあ、良いって事で。」
と、遥君は私の返事も待たずに 私の足に寝転んだ。
星楽「わっ、遥君!?」
そして遥君は数分もすると、スヤスヤと寝息をたてていた。
…授業中、あんなに寝てたのに まだ寝るのか。
フフ、なんか猫みたい。