第12章 猫系カレシ 《Free! 七瀬 遥》
遥君は機嫌が悪いまま、授業を受けていた。
3時間目辺りにはもう寝てたけど…
そして、昼休み。
そのまま機嫌が悪いのは嫌なので、とりあえず話してみよう。
と、言うわけで
星楽「遥君ー、もう昼休みだよ。お昼食べよ。」
私は遥君の肩を揺らしながら起こした。
遥「……ん…」
そう言って、遥君は目を覚ました。
まだ眠そうだな。
星楽「真琴君、遥君を昼休み借りて良いかな?
今日は二人で食べたいな…」
そう言うと、真琴君は
真琴「うん、全然。むしろ、ハルは美月のものでしょ?」
と、笑顔で言った。
なんか、そういわれると照れるな。
そのとき、なんだか遥君は嬉しそうだった。
…?なんか良いことでもあったのかな?
本当に、遥君の考えている事はよくわからない。