第2章 鈍感な君を振り向かせる方法 《ハイキュー 影山》
どーしよう。
ただいま影山君と下校中なんですが…沈黙が辛い!!
いや、帰ったはいいんだけど会話なんて何していいかわかんなくて!
すると…
影山「星楽さんは、なんでバレー部のマネージャーになったんスかッ!?」
星楽「え!?あっ、うーんと…」
いきなりすぎてビックリしたー。
そういえば、なんでだったっけ。
…あっ、そうだ…。
星楽「あのね、最初は小学校のときに、少しだけバレーの試合をテレビ
で見たことがあったの。だから何となーく入ったんだ。
それで、初めて生でバレーの試合を見たの。
すごくワクワクして、バレーって面白いな。みんなを支えたいなって思った
んだー。」
そのときのことを思い出して、自然と頬が緩んだ。
影山「ッ!……」
って、何語っちゃってんだろ私!
うわ~恥ずかしいっ!
星楽「ゴメン!何か語っちゃって!ああーもー恥ずかしいっ!
忘れちゃっていいからー!」
影山「あっ、いや、俺から聞いたんでっ、べつに…」
星楽「いや、忘れてー!あっ、坂の下よっていこ!!」
影山「え、あ、ゥス。」
このとき、私は焦っていて気付かなかった。
影山君の頬が
赤く、染まっていただなんて______…….