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【黒子のバスケ】オマエが欲しい
第6章 夏合宿
「涼音、いくよー!」
今日は朝から髪が寝癖で
すごいことになっていた。
昨日は疲れて髪乾かさないで
寝ちゃったからかな…
おかげで少し涼太を待たせてしまった。
「うん、お待たせ!いこ!」
私と涼太は家をでた。
双子のはずなのに
身長の差はかなりある。
広い背中を眺めながら歩くのは
久しぶりだ。
涼太と登下校なんて
涼太にもファンがいっぱいいるから
できないし、なんかいいな…
「ん?どしたの?」
私の視線に気づいた涼太が
こちらを見て、
不思議そうな顔をしている。
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