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【黒子のバスケ】オマエが欲しい
第5章 唯一無二の存在
…初めてだった。
こんなにも俺の事を
心配してくれるやつは。
「…俺が怖いか?」
彼女は少し、怯え、震えている。
それもそのはず。
さっき、俺は彼女を
冷酷な瞳で睨んだ。
なぜか正直彼女には
怯えてほしくなかった。
でも彼女に俺の何がわかるというんだ?
俺と彼女はなにもかも大違いだ。
「ううん、怖くない。
赤司くんは優しいから」
そういってむりやり笑顔を作った。
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