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【黒子のバスケ】オマエが欲しい
第5章 唯一無二の存在
「えーっと、あとは…」
「俺だ」
俺は手元にドリンクがなかった
ため、自分でもらいに行った。
「赤司くん!ごめんね!
あ、ちょっとそこで座っててね!」
どうしたんだろうかと
思ったが、俺は言われた通り
同じ場所で彼女を待っていた。
しばらくすると
彼女は救急箱を持ってきて
俺の前にしゃがみこんだ。
「足出して?」
「なぜだ」
「赤司くん、今日試合で
二軍の選手に
足踏まれちゃったでしょ?
あのあとかすかに右足の動きが
鈍くなってたから…
一応、応急処置!」
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