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【黒子のバスケ】オマエが欲しい
第1章 憧れのプレイヤー
「さんきゅ!…ってあれ?
おまえって…」
その人は俺の顔をじーっと見つめるが
無言で何か考え込んでいた。
「俺の顔に何かついてるっスか?」
あまりにも見つめられるので
逆に不安になってそう尋ねてみた。
「いや…そうじゃなくて」
ほっとした。
…じゃなくて!
じゃあなんなんスか!?
そう聞こうとしたらどこからか
わからないが確かに声はした。
「まだですかー?
ボールありました?」
「あ、俺いかないと、
じゃぁな」
男は颯爽と消えていった。
結局なんだったんスか…?
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