第1章 憧れのプレイヤー
「知ってるも何もマネージャーだから
知ってて当然だよ、青峰くんでしょ」
「青峰…っち??」
俺は尊敬する人には
「○○っち」っと呼ぶ癖がある
「うん、青峰大輝、
帝光中バスケ部の第一軍のエースよ
外見は怖そうにみえるけど
中身は優しい選手」
帝光中バスケ部って
全中とか優勝してたよな。
そのトップにたつ、スタメンの
一軍エースなんて…
やっぱりすごいんだ
「涼音…」
めっちゃかっこいいって思った。
あんな風になにかに熱中することは
今までかっこよくないと思っていた。
でも…
「俺、バスケ部に入りたい」
青峰っちみたいになりたい。
あんなに目を奪われるような
バスケははじめてみた。
俺もあんなプレイしたい。