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【黒子のバスケ】オマエが欲しい
第2章 好きなプレイヤー
「いいよ、送ってく」
そういって青峰くんは
自分の家とは別方向の
道を進み、ちょうど
青になった信号を渡っていた。
優しすぎるよ…青峰くん
心臓が痛いほどに高鳴っていた。
何だろうこの気持ち。
初めて体験する気持ちに
私は頭を悩ませたのであった。
…
「今日はありがとう
わざわざついてきてもらっちゃって…」
「大丈夫、あのさ…」
「ん?」
しばらくの沈黙の後、
青峰くんは私の腕を引っ張った。
「あ…おみね、くん?」
気づけば私は青峰くんの
腕の中にいた。
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