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【黒子のバスケ】オマエが欲しい
第12章 心の拠り所
付き合うってときに
でてくる女の子は一人だけ。
「涼太!」
そう言って毎日俺を呼んで
俺の全てを知ってくれている
女の子。
だめだな、兄妹なんだから…
そして俺が告白されるのも
多いが妹だってかなりモテる。
今日だって教室に戻ると
男子の話し声が聞こえてきた。
「なぁ、隣のクラスの涼音ちゃん
可愛くね?」
「あ、確かに可愛いよな。
ふわふわしてる感じとか」
「でも涼音ちゃんは
兄のガードがかたそうだぜ?」
「ああ、兄、ぞっこんだよな
でも好きになったわー…」
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