第10章 決意
もう一度…笑ってプレイする
大輝がみたい。
だから、私が頑張るしかない。
…
「涼音、風呂あいたよ」
「!!あ、ごめん、ちょっと
ぼーっとしてて」
私は家に帰ってまで
ずっと大輝のことを考えていた。
「涼音…」
涼太は私に近づいてき、
私を優しく包んだ。
「りょ、うた?」
「大丈夫大丈夫。
俺の夢はね超えることなんだ。
青峰っちを」
そう言って頭を撫でながら
涼太は私を優しく抱きしめてくれた。
私は今まで取り巻いていた
緊張と不安が和らいだ。
「涼太、私誠凛高校にいく」
もう決めた。後戻りはしない。