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【黒子のバスケ】オマエが欲しい
第10章 決意
夏からこの試合まで…
予想通り大輝の才能は開花した。
…が。
それにともない、
大輝が本気で楽しんで戦える
相手がいなくなってしまった。
重い空気が広がる。
今日の試合もすごかった。
ほぼ大輝が一人で点をとったも
同然。
今日の試合でも高校からの
スカウトがくるだろう。
そして、大輝は…
とうとう練習にも来なくなった。
来ても一週間に一回くらい。
「会いたい…」
大輝はこれ以上練習してしまうと
自分を超える相手に出会えないと思ったからか
やめてしまった。
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