第8章 最初で最後の楽しい思い出
「だ、大輝?」
「涼音…オマエのことスゲー好きだ
一生大事にする。
…オマエの初めてを俺にくれ」
暗くて顔はよく見えないけど少し赤い。
「ちょ、だ…」
口内に大輝の舌が侵入してくる。
ぼーっとするけど、気持ちいい。
「はぁっ…好きだ」
「んっ私もっ…好きっ…」
周りは誰もいないから声はよく聞こえる。
大輝は慣れた手つきだけど丁寧に
ファスナーを下ろしていく、
露になる水着。
「ほんとキレーだな」
肌の部分部分に甘い口付けを落としていく。
触れられた部分が熱くて甘くて
蕩けそう。