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【黒子のバスケ】オマエが欲しい
第8章 最初で最後の楽しい思い出
ドリブルでもしようかと思ったけど
下は砂浜だし、なにより
ドリブルでは天才的な面をもつ
大輝の前でするのが嫌だ!
「なに考え込んでんだよ(笑)
なんもしねーから」
まぁ、私が悩んでるのは
そんなことじゃないけどね。
「俺、悩みがあるんだよ
だから聞いてほしい」
「悩み…?聞くよ?」
大輝でも悩むことなんてあるんだ…
「うん、聞いて欲しいけど
…それより…」
「ひゃぅぅっっ!」
岩場の影に隠れた砂浜、気づけば
そこで私は大輝に押し倒される形になっていた。
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