第2章 月島 蛍
月「へぇ。…それ本当なの?」
『へっ?』
月「君って本当鈍いよね~。ま、見てなって。」
そう言って月島君は自分の席へ向かった。
私も新しい席に座った。
ほんっっとため息しか出ない。
せめて近くの席になるだけでもよかったのに…
そんな事考えながら次の授業の準備をしてると、
月「せんせ。ここだと黒板見えません。」
えっ?先生もそんな顔している。
月「前に行っていいですか?」
先「あー、分かった。ならお前。月島と変わってやれ。」
と言って指をさしたのは、
私の隣の席だった。
突然の事で、まだ頭の中は訳が分からない事に
なってる。
えっと、月島君私の隣になったの!?
やばい。嬉しすぎて頭が爆発しそうだ。