第2章 月島 蛍
そして隣に来た月島君。
月「ほら、言ったデショ?またよろしくね。」
そう言って、移動教室の準備を始める。
『何で、私の隣なんかに来たの?』
聞いてみた。いくらなんでも彼の方から
私の隣にくるのはおかしい。
月「君って、本当鈍感。まだ気付かないの?馬鹿なの?」
なんて事を言われて少し腹が立ったが、
彼は続ける。
月「こんなに世話の焼ける子、僕がほっとける訳無い
デショ?僕は君が好きなんだから。」
えっ?
『今何て?』
月「しっかり聞いてよ(笑)2度と言わないからね?
僕は君が好きなの。分かった?」
彼が少し照れくさそうに言う。
彼のポーカーフェイスが少し赤くなっていた。
私も応えないと。
『私もっ!私も大好きっ!!』
すると彼は呆れて
月「声デカい。ばれたらどーすんのさ。」
『ごめんなさい笑』
月「なら今日から僕と付き合ってくれるよね?」
私は笑顔で応えた。
『喜んでっ!!』
~END~