• テキストサイズ

ハイキュー!! ~短編集~

第2章 月島 蛍


それからは彼ともよく喋るし、
彼は嫌々しくだけれど、物の貸し借りもするようになった。
好きな人とこんなに接する事が出来るのは
凄く幸せな事なんだろうな。

そう感じながら日は過ぎていった。


いざ、席替えの時となると、やっぱり悲しい。



神様お願い。また月島君と隣にならせて。

そんな事を願ったって、無駄な事は分かってる。
それでも隣になりたかった。


あの人が好きだから…



月「っ…!」

月島君から呼ばれ、びっくりしたが、彼は
呆れた顔で

月「君さ、ぼーっとしすぎじゃない?だからすぐ物忘れす
るんだよ。」

そんな馬鹿にした様な言い方さえも
私にとっては全てが宝物。

『あっ、ごめんなさい。』

月「謝んなくてもいいよ。」

そんな会話をしながら
運命のくじ引きの時間になった。




/ 19ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp