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【実況者】短編・中編集め

第9章 チームTAKOSで5人の夜



『ん…あ、つわはすさん起きたんですね』
つわ「!…どうも」
『お身体、どうですか?』
つわ「だいぶ良くなりました…ありがとうございます」
『よかった…何か要ります?飲み物とか』
つわ「いえ、大丈夫です」

この時、俺はひとつ知りたいことがあった。

つわ「あの…」
『はい』
つわ「なんで分かったんですか?体調悪そうだって…」

誰も気が付かなかったのに、あなただけは違ったから。

『えっと…実は…』
つわ「?」

急に喋りづらそうにする真弓さん。

『見てたんです、ずっと…つわはすさんを』
つわ「え…」
『かっこいいなって思ってて、お会いする度に実況してるとことか…ご飯食べてるとことか見てました』

何か語尾にてへって付きそうな反応だな。

『だから、気付けたのかもしれません…そんなお話したこととかないんですけどね』


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