第7章 P-Pでそろそろかな?
次の日、僕は今猛ダッシュしてる。
P-P「え、電話した!?」
レト「うん…」
キヨ「ごめん…酔った勢いで…」
P-P「なんて言ったの…?」
話を聞けば、レトルトさんが僕に変わってプロポーズ紛いのことを彼女にしてしまったらしいんだよ!
で、次の日にちゃんと言うって待ち合わせをしたみたい。
P-P「いたっ!真弓ちゃん!!」
僕が叫ぶと、すぐ振り向いてくれた真弓ちゃん。待ち焦がれてた顔に見えたのは、自惚れなのかな。
「どうしたの?そんな急いでw」
P-P「いやっ…昨日の電話なんだけど」
「あぁ、お友達からの通達?w」
P-P「えっ…?」
「あんな時間に電話してきて何かなって思ったら、あなたにそっくりな声の人が出て」
P-P「なんて言われたの…?」
「んー、"P-Pから大事な話があるから"ってさ、最初はちょっと疑ってたけど、まさか走ってくると思わなかったよw」
P-P「なんだぁ…」
意気消沈してへたり込む。
「大丈夫?」
P-P「…うん」
「で、ほんとに大事な話あるの?」
あの三人は、気を利かせてくれたんだろうか。
P-P「ねえ、真弓ちゃん…」
「はい」
P-P「まずはさ…
…………………僕と一緒の部屋に住まない?」
ほんとはずっと、
これが言いたかったんだよね。