第16章 あろまほっとで天敵
美人「じゃあ……キス、してください」
なんと大胆な!?
というか、あんな美人から迫られる先生って一体何なんだ。
あろ「…するわけないだろ、そもそも教員と生徒なんだし」
美人「木条さんとは最近仲良くしてるじゃないですか!」
「!!?」
あろ「どうしてあいつが出てくるんだよ」
美人「とぼけないでください!いつも放課後二人きりでいるじゃないですか!」
あろ「……っ、うるせぇな」
美人「え…?」
どうにも居た堪れない気持ちになった私は、自分の用をさっさと済ませようと、二人からは遠い所から静かに扉を開け、姿勢を屈めて入室した。
しかしそこには、、、、
あろ「……」
美人「…っ」
あろま先生が、彼女の腕を力強く引き寄せ、唇を当てがう姿があった。