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花より男子 〜つくしの従姉妹の物語〜

第12章 F3


西「生殺しか。それは辛いな。
ここ何年もそういうシチュエーションがないからもう忘れたけど。」
美「俺も最初の頃はあった気がするけど。
そうだな、もう皆無だな。
逆に女を焦らすことはあるけどな。」

道「誰がお前らの自慢話しろって言ったよ!!
俺のお悩み相談会だろうが!」
西「そうなのか?てっきり司の撃沈報告会かと。」
美「俺も、司が無理ゲーからの爆死報告会だと思ってたよ。」
道「あんだと?」

西「しっかし、お前ら付き合って2ヶ月くらいか?
司、よく我慢してんな。
だから処女はめんどくせえからいやなんだよ。
怖いーとか言って、もったいぶるからな。
処女とは一度付き合ったけどめんどくさかったからやる前に別れた。
それ以来手を出さないことにした。」
美「年上とか人妻とかならある程度経験してるから話が早くていいぜ。
たいがいのことは受け入れてくれる。」

西「お前もDTなんだから、陽南ちゃんがその気になるまで気長に付き合え。
近道はない気がする。」
美「だな。股を開かせるには一歩一歩攻めるしかねえな。諦めろ。」
道「お前ら!表現がシモ過ぎなんだよ!
んだよ、全然参考にならねえ奴ら…。」

美「そういえば陽南ちゃんに何かプレゼントとかしたか?
女はプレゼントに弱いぜ。
ロマンチックな雰囲気で渡すとかな。」
西「だな、とりあえずご機嫌なおしてもらわないといけねえからな。
なんか考えてプレゼントしろよ。」

道「例えば?何だ?」
美「それは自分で考えろよ。
俺たち陽南ちゃんのことよく知らないからな。」
道「なんだよ…。お前ら冷てえなあ。」

まあ、そういえば陽南にはまだ何もプレゼントしたことなかったな。
何か考えてみるかな…。
陽南の喜ぶ顔が見てえしな。


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