第3章 出来事
バレーボール後はみんなでオープンデッキお茶をした。
西「やっぱり牧野のいとこだよな。
本性見た気がする。ククク。」
美「だな、すごかったなあ。
陽南ちゃん、もしかして牧野みたいに喧嘩も強い?」
陽「護身術として空手と剣道は習わされてました。
まあでもどちらも初段です。」
道「女なら十分だろ。」
つ「陽南は忙しいから昇段試験受けてないだけだよ。
中学の時は広島の空手の県大会で、2位だっけ?」
陽「う、うん。高校一年の時は優勝した…。
で、でも、たかが広島の高校の女子の大会だし。
参加人数が少ないし。」
道、西、美「いやいや、十分でしょ。」
つ「ひなを襲うと危険だからね。」
道、西、美「今更襲うかっつーの。」
その後は和やかな雰囲気が続いた。
でもやはりしばらくすると西門さんと美作さんは彼女と席を外してしまう。
昼間もなの?
そして花沢さんはすぐに部屋で寝てしまう。
そして残るいつもの三人。
しばらくの沈黙。