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花より男子 〜つくしの従姉妹の物語〜

第3章 出来事


そう言って西門、美作ペアの方に加わる。
そう、バレーボールは大好き。
でも、でも、本気になると…言葉がやばいのがわかってたから…嫌だったんだけど。

陽「西門さん!はい!トス!!」
西「おっ!陽南ちゃんトス上手いね。
よしっ!それっ!」
西門さんのアタックが綺麗に決まった!
陽「よっしゃあ!西門さんえかったでぇ!
もう一丁行こうかあ!」
とハイタッチをしに西門さんに近づいたが、キョトンとして固まってる。
美作さんも、道明寺さんも花沢さんも。
つくしは堪えきれずに笑ってる。
ひ「あっ、その、あの…。
西門さん、素敵でした…ゴニョゴニョ」
道明寺さんに声をかけられる。
道「何だよ、お前は広島弁すげえな。
でもお前のプレイすげえかっこいいぞ。」
まっすぐな目で言われる。
陽「バレーボールの時は標準語は無理かも。
すみません、広島弁になっても気にせずにお願いします!」
開き直った私。なんか吹っ切れてしまった。

そこからは怒涛の展開だった。
つくし達のチームも十分上手いんだけどね。
ふふん、私は全国屈指の有名高校からスカウトにこられるくらいの腕前なんだから。
陽「私の邪魔をすなよー!
取れるもんなら取ってみいやあ!!!」
とアタックすれば面白いように決まる。
もちろんレシーブもできる。
陽「こがなへなちょこアタックが決まる思うたか!
舐めんな!」
と拾いまくる。
そして、「美作さん!そりゃ!」空いたコースに打ちやすいようにトスを上げる。

完勝してしまった。
そして道明寺さんはかなり悔しがっていた。
道「くっそー。女じゃなければ後でボッコボコにしてやるのに!」
ちょっとビビった。
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