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厄介な天帝さん

第1章 1話


赤司「紫原、誰と誰が夫婦だと言いたいんだ??」
私 「緑間くんは黙ってて。」

緑間「むっ…」
紫原「えぇ〜、わかってる癖に2人とも怖いよ〜てか、そういうとこ本当に前から夫婦っぽいよね。無駄にチームワークあるし。」

相変わらず何も考えてなさそうなのに意外なとこ有りな紫原くん、案外敵にしたら怖いのかも。

赤司「夫婦に見えるとしたら大間違いだ。強いて言うなら出来の悪い妹と面倒見のいい兄だ。」
私 「はぁっ?!何言ってんの、こんな腹黒なお兄ちゃんなんか誰も欲しいなんて思わないよ、第一私には彼氏いるわっ!!!」

私がその瞬間空気が凍りついたのが見えた気がした。
あの紫原くんでさえ眠そうな顔を目をかっ開いていたのだから。
その空気を凍らせてる中心人物は。
赤司「ほぅ、君のようなじゃじゃ馬を好きになる輩はさぞかし気の毒だな。こんなろくでなし。」

赤司はいつになく不機嫌なんだか馬鹿にしてくる。

私「いや、腹黒お兄ちゃんこそそんな性格してたら行き遅れになるぞぉ〜!!」

赤司「俺がまさかそんな失態をしでかすわけないだろ。まぁ安心しろ何処の馬の骨とも知らない奴とせいぜい仲良くすればいいさ。」

私 「はっ、赤司様にわざわざご指摘頂かなくとも私は人を見る目がありますとも!!」

赤司「へぇー、でも確か前の「赤司くん山吹さん。周りをよく見てください。」

私「どわっ!!」

赤司「....おはよう、黒子。」

黒子「おはようございます。朝からやけに目立つ集団が騒いでるもんですから皆さんをすぐに見つけられましたよ。」

黒子に言われて見ると既にいろんな学年の人たちから好機な目で見られ尚且つやけに静かだった。

赤司「そうか、注意するよ。じゃあ俺は職員室に寄って行くからまた後で。」

黒子「紫原くん、赤司くんもやはりツンデレの部類の人だったようですね。」
紫原「さぁ〜、それよか黒ちん新味のまいう棒が....

あー、周りの目が痛い。

黒子「やれやれ、ですね。」
緑間「?」


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