第7章 枯れはじめる花
「ちがう!!!!一角!!!」
一「問答無用だぁ!!!!」
そして一角は唱える。
一「縛道の七十七 天挺空羅!!!! 」
天挺空羅。
霊圧を網状に張り巡らせ対象にすべての情報をつたえる鬼道。
瀞霊廷内のすべての隊長格にいまの状況が伝わった。
「うそ 、、でしょ?」
一「みんなが来るまでの時間稼ぎだ!!
構えろ 桜!!!!」
「まって一角!!ちがうの!!!!」
一「伸びろ 鬼灯丸!!!!」
一角は聞く耳を持たなかった。
そして鬼灯丸で桜を攻撃していく。
桜はかわすことしか出来なかった。
なんの罪もない一角を攻撃できなかった。
「一角 やめて!!おねがい!!!」
一「なにがやめてだぁ!!!
今まで散々俺らを騙してたんだな!?!?」
「ちがう!!そんなことしてない!!」
一「うるせぇ!!!!」
ドスッ!!!
ボタッボタッ............。
「あぁ!!!!」
鬼灯丸が桜の腕を貫いた。
一「ゆるさねぇ...............。
俺の.........俺のこの想いはなんだったんだよ!!」
「いっか、く。は、、なして。」
一「...俺がどれだけの想いでお前を見てたか知らねぇだろ!?!?
なのに.........なのにこんなのってあんのかよ!?!?」
一角は泣いていた。
桜も泣いていた。
だが...............
「............ご、めん一角...............。」
一「.........は?」
「破道の三十一 赤火砲............。」
ドォン!!!
できるだけ強くうった。
気を失うように...。
一角は飛んでいった。
でも地面に落なかった。
冬「よくやった班目。
おかげでこいつを逃がさなくて済む。」
冬獅郎が一角を支えていてその後ろには全ての隊長がいた。